在宅で介護を行う時にはさまざまなものが必要になります。最近では、機能低下を補うための便利グッズがたくさん販売されていますので、上手に選択することで、日常生活はずっと快適になります。

介護用品は便利なものですが、ベッドや車いすなどは体型に合わないと無理な力がかかったり、体が痛くなったりします。また、目的や使う場所によって、機能も慎重に選ばなければいけません。在宅で使用するものについては、自立を妨げないように考慮することも必要です。あわてて購入したりせず、じっくりと検討しましょう。

介護保険では、「福祉用品はレンタル」というのが原則です。
①必要なものを、必要な期間だけ利用できる
②体の状態に合わせて品物を変更できる
③高価な商品もリーズナブルに利用できる
などのメリットがあります。
ただし、保険適用品であっても、使い回しがふさわしくないもの（トイレなど）や消耗品（形が変わるもの）については、購入して使うことになります。